毎日30度越えの日が続き、なかなか日中は戸外活動ができない子どもたちですが、ホールでかけっこや体操をして、なるべく体を動かして遊ぶようにしています。2歳児クラスを見に行くと、保育室はとても静か。それぞれ個別の活動に集中し、繰り返し遊んでいます。ストロー通しをしていた男児は自分の背丈くらいの長さまで紙とストローを交互に通し、嬉しそうに見せてくれました。「貼る紙」をしていた女児は三角の形の紙を台紙に糊付けしています。糊がついた指を糊雑巾でふき取るので、1枚貼るたびに糊雑巾を洗いに行き、ぎゅ~と絞ってまた活動を始めます。他にもマジックテープ留めや、型はめパズル、はさみの一回きり等、何度も繰り返します。子どもはこの「繰り返し」が大好きです。繰り返すことで、「できる」→「できた!」と自信に変わっていき、一人でやり遂げる喜びを体験していきます。この繰り返しが自己肯定感を育てていきます。大人からみれば単純な活動ですが、子どもは遊びを通して自分自身を成長させているんですね。