12月15日、保育園ではイエス様の誕生をお祝いするクリスマス会が行われました。コロナ以降久しぶりに保護者の入れ替えはせず、みんな一緒に参加することができました。1、2歳児は練習の時から可愛い衣装を着ると嬉しくてワクワク感いっぱいでした。本番もみんな笑顔で楽しそうに踊っていました。3歳児はリズム劇「ブレーメンの音楽隊」を演じました。練習の時は恥ずかしくて声も小さかったのですが、練習を重ねるうちにCDよりも大きな声で台詞が言えるようになり、本番も元気いっぱい、楽しそうに演じていました。そして4,5歳児は毎年子どもたちが受け継いでいく降誕劇です。4歳児は保育士が話し合って役を決めますが、5歳児は自分がやってみたい役、挑戦したい役を第三希望まで紙に書き、それから子どもたちみんなで話し合って役決めをしていきます。5歳児は降誕劇への思いが強いので、「絶対に〇〇の役がやりたい!」「どうやってきめる?」「〇〇ちゃんがこの役を頑張れると思う」「僕はこの役がやりたいけど、〇〇君がやっていいよ」等、子どもたちなりに自分の思いを伝えたり、譲ったり、なりたい役になれなくて涙を流したり・・・。今年は役が決まるまで2日間話し合いがもたれましたが、役が決まるとみんな自分なりに気持ちの整理をし、台本を手に一生懸命台詞や動きを覚えて練習に励んでいました。舞台裏では、5歳児が「みんな、ちゃんと歌って!」「壁によりかからないでしっかり!」と4歳児を励ましながら頑張っていたようです。子どもたちを舞台に送り出したら、保育士は積み重ねてきた練習や子どもたちの力を信じて幕中から見守るだけです。本番も堂々と役になりきり、子どもたち同士が助け合いながら立派に降誕劇を行うことができました。